2009年07月13日

橋下知事は・・・・・・

橋下知事は、政党支持と国政選挙で鬼の首をとったように、メチャメチャ盛り上がっていますが、選挙後のことをよく考えると・・・・・・。

ご承知のように、衆議院選挙で、民主党が過半数をとったとしても、参議院は、民主党(新緑風会・国民新党・新党日本あわせて)で118人と、参議院議員総数241人(定数242人・欠員1人)の半分に達していません。(国会HPより)

ということは、民主が(うわさ通り?)衆議院選挙で圧勝しても、参議院では過半数に届かないので、結局は、数人の社民党などの少数会派、あるいは無所属の人を取り込まないといけません。(それを連立というのかどうかはともかく)

でも、政党間の理念が違いすぎて、重要議案のスリ合わせが進まないことが当然予想されます。

政治が不安定なときは、官僚(霞ヶ関)の出番です。橋下知事は「霞ヶ関の解体」のための「政治活動」を進めていますが、結果的に、またぞろ霞ヶ関に活躍の機会を与えてしまうことにならないのでしょうか、懸念します。

あるいはまた、いっとき話題になった自民と民主の”大連立”が出て来るかも知れません。これはアメリカでいえば、民主党と共和党の連立と同じで、何のための選挙だったのか、もはや訳が分かりません。

さらに、知事が支持政党を表明したこと自体にも意味がなくなります。自民支持でも、民主支持でも、結局何の意味もない。何でもありのごった煮の”大連立内閣”。これを動かすにもやはり、牧羊犬ならぬ官僚の力が必要だ!ということになってしまうのではないでしょうか?

つらつら考えてみると、政治が混乱すればするほど、そこに残るのは官僚(霞ヶ関)主導の中央集権です。

いま、国の政治家が『地方の乱』と『解散風』の中でフラフラしているのを、いちばん喜んでいるのが、先を見通している官僚たちに他なりません。

もはや何でも思い通りです。「官僚たちの夏」です。
・・てなことを、考えちゃうのは、私だけでしょうか???

※ こんなメールが届きましたのでご紹介しました。




posted by 光澤 at 12:11| Comment(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

橋下知事の首長連合

 臨時議会を終え、ますます活発化している最近の橋下知事の“政治活動”に対して、下記のメールをいただきました。

【頂いたメール】
連日の府議会審議お疲れ様でした。 公明党代表質問はとても迫力ありました。
知事に元気がなかったためにそう感じたのか?知事は政治活動でお疲れなのか?

 ところで最近の衆議院総選挙に向けた政党支持問題についてどうお考えでしょうか?
 知事は大阪府民が1票に自らの生活の安定を付託した存在です。
 東国原知事との密会など、果たして大阪府政、800万府民をなおざりにしてないでしょうか?
 是非、先生のお考えをお聞かせ下さい。(全文)


 橋下知事は、8日、9日と、東京で各政党の国会議員と会談を予定しています。

 そこでどんな内容が話し合われるのかは知る由もありませんが、知事の主張する「分権、霞ヶ関解体、ガバナンス」という3点が今の政治に欠けており、“変革”のためには不可欠な要素であることは私もまったく同感です。

 知事から、「10日に府議会の各会派へ『首長連合』についての経過等を説明させて欲しい」と申し入れが来ています。

 詳しくはそこでの発言を聞かなければなんともコメントできませんが、やはり最大のポイントは「真の住民自治の実現」のための「分権」でしょう。知事は既成政党や霞ヶ関にいくら言っても遅々として進まない苛立ちから、その突破口として『首長連合』による政党支持という仕掛けを考えたと思われます。

 つまり、分権を進めるには、地方からの声を高めることによって、国から権限や税財源を手放させる必要があります。

 そのためには、制度疲労を起こしている全国知事会など地方六団体の既存の枠組みだけではなく、国に対して改革を求める声をさらに強いものとしていく対決型の組織が必要であり、知事は、地方の首長が「分権」の旗印のもとに大同連合し国と対峙しようとしていると私は受け止めています。

 私も
「笑顔あふれる大阪」を実現していくためには「分権」が必要と考えており、こうした地方のパワーを結集することによって、地方からの声を実現させようとする知事の行動には一定賛同するものです。

 ただし、こうした一連の動きには、あくまで「大阪府民のために」「笑顔あふれる大阪のために」という考えがしっかりと基本にあるべきです。大阪府民の付託をうけた知事が進めるからには、すべては「府民の利益に結びつくものである」ことが不可欠です。

 昨今の報道に見られるような料亭やレストランでの密会などが、橋下知事自身の個人の功名のため、あるいは国政への野心を充たすための行動に過ぎないのであれば、それは決して許されるものではありません。

 私としては、知事からの説明を伺いつつ、ともに「府民本位」で分権を進めるためにはどうすればいいか、真摯に議論していきたいと考えています。                        
                             
以上

 ご意見ありがとうございました。

 
 
posted by 光澤 at 11:48| Comment(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

府立成人病センターの建て替えについて

  橋下知事は6月23日、「公衆衛生研究所をはじめとする研究機関と一体で大手前地区への移転を検討するよう指示した」と報道陣に言われたようだ。

 私も先日(615日)、この問題に触れたとき、「大手前移転もありうるのでは」という趣旨のことを申し上げたが、確かに、知事の言われる「不要地」なる2.8haを、府民のため、大阪のために「がん治療の一大拠点」に生まれ変わらせることができるのなら、真剣に考える価値が大いにある。

 本来は、診断・治療を行う「病院機能」、がんに関する「予防・検診機能」、先端技術を用いた新しい治療法などの「研究開発機能」などが集積することで、「がん治療の一大拠点」にふさわしいと言えるのであろう。

 しかし、現在の健康科学センターにがん検診予防センターの機能を集約した方が現実的な話だと思われるし、森之宮と大手前の距離くらいなら、検診機能と治療機能が多少離れたとしても、患者サイドからするとどうということもないだろう。

 だが、どうせ考えるのなら、単純な移転案にするのではなく、この機会に、少し視野を広げ、夢を膨らませてみてはどうだろう。

 例えば、大阪だけでなく、西日本全体の「がん治療の拠点」として、各地から治療に来られる方のご家族が、安心して看病することができるよう、病院と隣接したエリアに宿泊施設を併設することもありうる。

 また、近年、シンガポールやタイなどアジアで盛んになっている「メディカルツーリズム」の発想を取り入れてはどうだろう。質の高い医療・滞在サービスを集積させることで、「医療先進都市大阪」と大阪のホスピタリティをアピールし、アジアの富裕層を取り込んではどうか。

さらには、医薬品の研究開発を行う機関を誘致してはどうか。もともと、大阪は道修町に代表される「薬」の町。江戸時代、日本の薬はいったん道修町に集まり全国に流通した。塩野義製薬や田辺三菱製薬などわが国を代表する製薬会社が本社を構えている。医薬先進都市のシンボルとして、大手前を創薬研究拠点として再生させるというのはどうだろう。

 橋下知事は、現地建て替えか大手前への移転かという二つの案を議会に提示すると言われているようだが、この府立成人病センターのリニューアルを契機として、大手前の新たなまちづくりを真剣に考えるときがきている。

posted by 光澤 at 21:44| Comment(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

臨時議会が閉会

さきほど、臨時議会が閉会した。昨日は、5会派が代表質問を行ったが、何か低調な感があった。今臨時議会は、国の補正予算を受けて開かれ、府としてどう取り組むか、という受身の予算案を議論する議会であったから仕方がないと言われればそうかもしれない。

そんな中で、我が会派の清水議員の質問は秀でていた。手前味噌ではなく、メリハリを利かせ、今日の経済危機の中、「気持ちが萎えている府民に“元気”になってもらうためには、今なにが必要か」また、「希望を持ってがんばっている府民を後押しするためにはどうすればいいか」という大きな視点から知事の予算編成方針のあり方そのものを質していた。

抽象論にとどまることなく、例えば、大阪産のブランド化と売り込み戦略について、商店街の活性化や大阪観光ツアーとパッケージ化するなど、実効性が期待できる提案なども含めた建設的な質問が多く、知事もその迫力に圧倒されたのか、いつになく真摯に答えていた。

知事の「戦略本部会議で詰める」との答弁には気にかかるところがあったが、それでも、教員出身の清水議員らしく理路整然と説く姿との対比で、女性議員からは「先生の意見を聞く生徒」のように知事が見える時もあったと。 

ただ、ひとつ残念なことがある。
 

代表質問に係るやり取りの中で、懸念される「耐性ウイルス」による新型インフルエンザへの対応方策について担当部局を質したところ、「今後とも内外の情報収集に努めながら、ウイルス変異について十分に監視してまいります」と回答があった。 

しかし、この時点(630日)ではすでに、大阪で日本初となるタミフル耐性ウイルスが検出されていた。

618日に変異を確認した耐性ウイルスについて知事には報告されていたのだろうか。618日といえば、世間ではいまだ各地で新型インフルエンザ患者が次々確認されていたころだ。
 

隠蔽工作ともとれるこの情報操作について、知事はどう感じているのだろうか。府民を代表する議会に対する極めて不誠実なあるまじき対応ではないか。 

知事の強力なリーダーシップのもと、大阪府民すべてを巻き込んでインフルエンザ対策に取り組んでいる真っ最中、もし、報告されていないとすれば、危機管理体制を今一度見直さないといけないのではないか。
 

いずれにせよ、「笑顔あふれる大阪」に向けた次の一手を打ちつつ、大阪の再生を成し遂げなければならない。9月議会を待つことなく積極的に。



posted by 光澤 at 14:59| Comment(3) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

橋下知事、次の一手は…

今日、臨時議会が始まった。橋下知事から今回の提出議案は、国の補正予算を活用して「雇用」、「教育」、「治安」、「新型インフルエンザ対策」、「耐震化」など喫緊の課題に対応し、メリハリのある予算配分を行ったとの説明があった。

これらの課題は、「笑顔あふれる大阪」を取り戻すためにも必要不可欠である。今、まさに取り組むべき大阪府の経済対策としては、ひとつには現在の危機的な局面への応急的対応と、もうひとつ、景気の底入れ、安定成長への移行を見通した将来の大阪づくりへの“次の一手”となるような対策が求められている。

むしろ重要なのは、この二つ目の視点である。
2()には各会派の代表質問があり議論が交わされるが、忘れてはならないのは、経済危機の中で府民の萎えた気持ちを鼓舞し、「笑顔あふれる大阪」づくりへと結びつけていくような具体的な後押しではないだろうか。

例えば橋下知事が自らのアイデアで打ち出した「大阪ミュージアム構想」というものがある。これは、府民が自分たちの手で魅力ある地域づくりを進める府民運動だ。昨年の知事の提唱が起爆剤となってようやく軌道に乗り始めた。

府内各地域で府民一人ひとりが、わがまち大阪をより良くしようという前向きな活動が活発になってきている。不況に立ち向かう「元気」な府民のこうした取組みを行政が後押しするような、建設的な意見の提案・集約が急務である。

 
posted by 光澤 at 18:47| Comment(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする