23日の書き込みで基金の借りれなどについて述べましたが、橋下知事が取材で答えておられる発言をまとめてみますと、『基金は一般会計からは金がなくて返せないのだから、府民に明確にするためには基金を「減資減額」をするか、または、きちんと基金に返すしかない』という考えのようです。
言うまでもありませんが、「基金にきちんと返す」のが当たり前で、前段の部分は可笑しいです。そこで、私なりに知事のお考えを想定して反論してみます。
@「金がなくて返せない」については、
⇒「借りたものは返す」これは、知事が奨学金の滞納についておっしゃっておられたお言葉です(平成21年2月教育文化常任委員会)。
当たり前のことです。「必ず返します」との借用証を差し入れて、金利を支払いながら借りているもの(負債が発生している)を、今さら返さないと開き直ることはそれ自体が問題です。
弁護士で取り立て業務の経験のある知事さんなら当然お分かりでしょうが。
A「府民に明確にする」については、
⇒府民の前に明確にするべきことは、借り入れの手続きと現状の不透明性です。
基金設置や積み立て予算の、議会の審議・議決を無視して、府民に知らせないまま基金から一般会計に金を移した手続きと、
一般会計に負債を発生させ、また長期借り入れを続けている現状こそ、府民に明確にすべきです(地方交付税が入っているのなら国・国民にも)。
情報公開をもっとも大切にされている知事さんなら当然お分かりのことでしょうが。
B「減資減額する」については、
⇒それをそもそも「減資」と呼ぶことが誤りです。減資というのは基金が自らの責任で負債や欠損金がある場合に、それをチャラにするために行うものです。(会社なら株主に配当をする場合もありますが)貸付金をチャラにすることは減資ではありません。それは、「債権放棄」ではないですか。
基金を圧縮する理由は何なのでしょうか。基金には圧縮させられる何らの帰責事由がありません。それが法律的に明らかであることは、法律家である知事さんなら当然お分かりでしょうが。
・・・というわけで、基金には速やかに全額返済をするべきではないですか、橋下知事・・・。
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