我が党は、昨年から一貫して「収入」をもっと柔軟に考えて欲しいと橋下知事に言ってきた。
去る10月19日の総務常任委員会や21日の府民文化常任委員会でも指摘した特別目的基金からの借り入れ問題は、奇しくも、これまで何度も繰り返し我が党が取り上げてきた、『知事の言う「収入」の範囲で府の歳出をまかなうことはムリである』という証に他ならない。
また、基金についても、昨年9月の総務常任委員会で、財政民主主義の観点から一般会計と分離した特別会計や基金については、その扱いには慎重であるべきとの主旨の意見を述べてきた。府議会の議決や国への報告を経ない、基金からの返済計画のない借り入れは、地方財政法や財政健全化法等の関係から不透明で“ヤミ起債”の違法性が疑われるだけではなく、別途使途を特定するため基金条例を定めている趣旨にも反しており、基金設置や積み立てに当たっての我々の審議や議決をないがしろにするものである。一刻も早く違法状態を解消すべきであり直ちに基金に返済すべきである。
さらに、ムリにムリを重ねた「財政再建プログラム(案)」の見直しも我が党は何度も指摘してきた。基金からの流用による1600億円もの誤差が出たことは、これにより、「財政再建プログラム(案」」の大幅な見直しが必要になるということである。
知事もすでに就任してから1年8ヶ月を経ており、何度も財政推計を発表している。その財源が何であったかを知らなかったでは府民に説明がつかないのでは。
この際、知事は今一度、「収入」の意味をよく考えて欲しい。
知事には本当に我々の意見を聞く耳を持ってもらいたい。
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府民感覚やら府民目線という言葉とは裏腹に、橋下知事が全てを財政課に丸投げしていた証左です。一番、財政民主主義(府民目線)から離れていたのは知事だったのです。
基金からの借り入れをして達成した「黒字」など虚構に過ぎなかった事が発覚した今、私は、補正であがっているWTC「中古」ビルの先行取得案にも断固反対です。
というか、約100億円も出してWTC「中古」ビルを購入する等という補正に賛成する府議も、橋下知事同様に財政の現状を踏まえていないと認識せざるを得ません。
府は赤字地方債が出せるからいいですが、市町村を見て下さい。北摂の裕福な市を除けば、府内市町村はもう財調や減債基金などスッカラカンなのです。そんな中、市民病院閉鎖やら公共施設の耐震化すらままならない。
そんな市町村に「ああしろ」「こうしろ」と市町村課経由で「指導」してくる大阪府だけでがインチキ黒字の上に庁舎移転とは。これこそ笑止千万です。