これらの課題は、「笑顔あふれる大阪」を取り戻すためにも必要不可欠である。今、まさに取り組むべき大阪府の経済対策としては、ひとつには現在の危機的な局面への応急的対応と、もうひとつ、景気の底入れ、安定成長への移行を見通した将来の大阪づくりへの“次の一手”となるような対策が求められている。
むしろ重要なのは、この二つ目の視点である。2日(木)には各会派の代表質問があり議論が交わされるが、忘れてはならないのは、経済危機の中で府民の萎えた気持ちを鼓舞し、「笑顔あふれる大阪」づくりへと結びつけていくような具体的な後押しではないだろうか。
例えば橋下知事が自らのアイデアで打ち出した「大阪ミュージアム構想」というものがある。これは、府民が自分たちの手で魅力ある地域づくりを進める府民運動だ。昨年の知事の提唱が起爆剤となってようやく軌道に乗り始めた。
府内各地域で府民一人ひとりが、わがまち大阪をより良くしようという前向きな活動が活発になってきている。不況に立ち向かう「元気」な府民のこうした取組みを行政が後押しするような、建設的な意見の提案・集約が急務である。
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