これは、この21日の囲み取材で、府議会に新会派が結成されることについてのコメントを求められ、それに答えた橋下知事の発言である。ずいぶんとはっきりとしたモノ言いである。前段はともかく、記名・無記名の判断は、橋下知事がぶつけてきた「拙速」な議案に対し我が会派は早くから態度を表明したが、最後まで揉めて出された苦渋の決断であった。それをいともあっさりと「ありえない」と言われるとは、少々驚いた。
そこで、「理解しがたい発言だ」と私が感想を漏らすと、周りからは「それは違う。許しがたい発言だ」と返された。「理解しがたい」と言う私の考えは、「無記名はありえない」などと、知事を支持する最大会派に対してあえて苦言を呈され、新会派にエールを送るかのような点についてである。「許しがたい」と言う人たちは、自らの拙速ぶりを棚に上げて、よりによって府議会を槍玉にあげつらい、また、議会改革に言及したことが、二元代表制を否定するかのように感じたからだろう。
何かと物議をかもす橋下知事。仮想敵国を作り出すのは橋下劇場の常套手段である。今回の発言も様々な計算と戦略があってのことだろう。引用された霞ヶ関の官僚も驚いているだろう。当分は霞ヶ関だけにその矛先を集中させるのかと思いきや、我々府議会にも照準が合いつつあるということか。
私はこれが橋下知事の生き様、手法だと思っている。そして、我々は、引き続き何事に対しても「是は是。非は非。」を貫くのみだ。
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府議の中でも、歯切れのいい先生だと思っていたのですが、今回は分かりにくいです。