2009年04月28日

橋下劇場(激情)?

 「地方分権の中で議会もしっかり改革をして、分権にたえうる組織になるようにしなければならない」「無記名ということはありえない。記名ということは最低限の議員の先生方の責任だと思う。無記名の投票をするような議会に誰が地方分権の権限を渡すだろうか。絶対にありえない。」


 これは、この21日の囲み取材で、府議会に新会派が結成されることについてのコメントを求められ、それに答えた橋下知事の発言である。ずいぶんとはっきりとしたモノ言いである。前段はともかく、記名・無記名の判断は、橋下知事がぶつけてきた「拙速」な議案に対し我が会派は早くから態度を表明したが、最後まで揉めて出された苦渋の決断であった。それをいともあっさりと「ありえない」と言われるとは、少々驚いた。

そこで、「理解しがたい発言だ」と私が感想を漏らすと、周りからは「それは違う。許しがたい発言だ」と返された。「理解しがたい」と言う私の考えは、「無記名はありえない」などと、知事を支持する最大会派に対してあえて苦言を呈され、新会派にエールを送るかのような点についてである。「許しがたい」と言う人たちは、自らの拙速ぶりを棚に上げて、よりによって府議会を槍玉にあげつらい、また、議会改革に言及したことが、二元代表制を否定するかのように感じたからだろう。

 同じ流れの中で、橋下知事は次のようなコメントも発しておられる。「自公の先生方とはWTC以外のことで対立したことはない。ただ、霞ヶ関から府議会の無記名投票を笑い飛ばされ、「そんな大阪に権限や財源が渡せるか」と言われた。議会のことなので僕は説明する義務はないが、説明できなかったのが悔しかった。」

 何かと物議をかもす橋下知事。仮想敵国を作り出すのは橋下劇場の常套手段である。今回の発言も様々な計算と戦略があってのことだろう。引用された霞ヶ関の官僚も驚いているだろう。当分は霞ヶ関だけにその矛先を集中させるのかと思いきや、我々府議会にも照準が合いつつあるということか。

 私はこれが橋下知事の生き様、手法だと思っている。そして、我々は、引き続き何事に対しても「是は是。非は非。」を貫くのみだ。

posted by 光澤 at 11:47| Comment(1) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
光澤先生は結局何を仰りたいのですか。
府議の中でも、歯切れのいい先生だと思っていたのですが、今回は分かりにくいです。
Posted by 府庁勤務 at 2009年04月28日 18:53
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