≪昨日の続き≫
9月議会閉会日に申し入れた特別顧問会議等のあり方について、
@ 知事への個別アドバイスの約束、「特別顧問会議」は約束違反。
A 知事との議論公開は「第二議会」。プレスオープンはやめること。
B 知事と直接議論したい。
の3点を申し入れていた。 最終的に知事からは、申し入れを検討した結果次のようにすると。
◆ 「特別顧問会議」の名称、機能
→「知事と特別顧問との意見交換会」
◆ 議論オープン方針
→非公開で自由な意見交換、意見は概要を発表(議会にも提出)
◆ 事務局体制
→秘書室として対応
◆ 議会への報告システム
→事前連絡、事後の概要報告、顧問意見の実現検討時の報告
知事からの明確な回答を受け入れることに。これを受け、知事と副知事・特別顧問について、私なりに考えてみた。
10月17日の部長会議の議事録をみると、知事の発言として次のようなものがあった。「府庁職員に物足りなさを感じるところは問題提起能力。問題の解決能力や遂行能力はピカイチと思うが、問題提起は、他部局への遠慮があるからか物足りない」と。
そもそも、橋下知事の真骨頂は、府庁組織の常識や建前、慣例や慣習を揺さぶり続ける「外部の視点」だろう。財政再建を柱とする「改革第一ステージ」は、知事自らがこれに立脚した問題提起を行ない、府庁組織がそれを受け止め、問題を解決するという構図だった。まさに知事の原点ともいえる。ご本人が一番良くわかっておられるから、それを失わないよう、外部の特別顧問に頼りたいのだろう。しかし、ケジメはきちんとつけてもらわなければならない。
「改革第二ステージ」では、府庁組織に内在するエネルギーを引き出すこと。これがリーダーとしての知事の役割である。ご本人は、職員の問題提起能力に物足りなさを感じているとおっしゃっているが、リーダーが意思決定の根幹部分を外部の顧問に頼ってしまうと、誰も真剣に問題提起しなくなる。
すでに、知事はそのことに気付いておられるようだ。冒頭の発言の後、「副知事会議」の設置を指示された。部局間調整のためとおっしゃっているが、副知事こそ、庁内の政策提案、問題提起を吸い上げ、咀嚼し、知事にぶつける役割を担うはずだ。知事と同じ民間の視点で物事を見ることができる木村副知事。都市論の第一人者の小河副知事。そして、明晰さと決断力をあわせ持たれる三輪副知事。心強い限りではないか。
この3人が一丸となって、庁内に潜在する改革エネルギーを引き出し、どんどん知事に問題提起を行う。「副知事会議」がこうした機能を果たしてこそ、庁内一丸となって改革第二ステージを乗り切り、組織としての持続的な成長サイクルが定着するはずだ。大いに期待したい。そして、「外部の視点」と組織のリーダーとしての役割、知事自身がその複眼的な思考回路を保つため、「セカンドオピニオン」を外部の顧問に求める、そのこと自体は否定されるものではない。(以上)
9月議会閉会日に申し入れた特別顧問会議等のあり方について、
@ 知事への個別アドバイスの約束、「特別顧問会議」は約束違反。
A 知事との議論公開は「第二議会」。プレスオープンはやめること。
B 知事と直接議論したい。
の3点を申し入れていた。 最終的に知事からは、申し入れを検討した結果次のようにすると。
◆ 「特別顧問会議」の名称、機能
→「知事と特別顧問との意見交換会」
◆ 議論オープン方針
→非公開で自由な意見交換、意見は概要を発表(議会にも提出)
◆ 事務局体制
→秘書室として対応
◆ 議会への報告システム
→事前連絡、事後の概要報告、顧問意見の実現検討時の報告
知事からの明確な回答を受け入れることに。これを受け、知事と副知事・特別顧問について、私なりに考えてみた。
10月17日の部長会議の議事録をみると、知事の発言として次のようなものがあった。「府庁職員に物足りなさを感じるところは問題提起能力。問題の解決能力や遂行能力はピカイチと思うが、問題提起は、他部局への遠慮があるからか物足りない」と。
そもそも、橋下知事の真骨頂は、府庁組織の常識や建前、慣例や慣習を揺さぶり続ける「外部の視点」だろう。財政再建を柱とする「改革第一ステージ」は、知事自らがこれに立脚した問題提起を行ない、府庁組織がそれを受け止め、問題を解決するという構図だった。まさに知事の原点ともいえる。ご本人が一番良くわかっておられるから、それを失わないよう、外部の特別顧問に頼りたいのだろう。しかし、ケジメはきちんとつけてもらわなければならない。
「改革第二ステージ」では、府庁組織に内在するエネルギーを引き出すこと。これがリーダーとしての知事の役割である。ご本人は、職員の問題提起能力に物足りなさを感じているとおっしゃっているが、リーダーが意思決定の根幹部分を外部の顧問に頼ってしまうと、誰も真剣に問題提起しなくなる。
すでに、知事はそのことに気付いておられるようだ。冒頭の発言の後、「副知事会議」の設置を指示された。部局間調整のためとおっしゃっているが、副知事こそ、庁内の政策提案、問題提起を吸い上げ、咀嚼し、知事にぶつける役割を担うはずだ。知事と同じ民間の視点で物事を見ることができる木村副知事。都市論の第一人者の小河副知事。そして、明晰さと決断力をあわせ持たれる三輪副知事。心強い限りではないか。
この3人が一丸となって、庁内に潜在する改革エネルギーを引き出し、どんどん知事に問題提起を行う。「副知事会議」がこうした機能を果たしてこそ、庁内一丸となって改革第二ステージを乗り切り、組織としての持続的な成長サイクルが定着するはずだ。大いに期待したい。そして、「外部の視点」と組織のリーダーとしての役割、知事自身がその複眼的な思考回路を保つため、「セカンドオピニオン」を外部の顧問に求める、そのこと自体は否定されるものではない。(以上)
【ちょっと一言の最新記事】



