22日、23日とご紹介した橋下知事と特別顧問の会議等について、知事が
24日の取材で経緯を語ったと聞き、各社に逆取材をして見ました。およそ下記のような内容でした。
(ぶっちゃけた話、まとめていて意味不明な箇所もあり、いろんな人の話を聞きながら私なりに、すり合わせをしたものです。正確ですという自信はありません、お許しを。)
記者.特別顧問会議は非公開になると聞いたが本当か。
知事.非公開にした。特別顧問会議と言うよりも、特別顧問との意見交
換会と位置づけ、会議体とはしないことに。また、事務局も置か
ないと決めた。
ただし、その概要については皆さんに発表する。だから、概要を
まとめて発表するまでの間にタイムラグが生じるので、議会に事
前に連絡、意見交換をする。
記者.次回から公表となっていたのにが、なぜ非公表になったのか、そ
の経緯は。
知事.2点ある。1点は二元代表制の中で行うプロセス、行政の意思決
定には経営企画会議がある。議会は議会で意思決定する。それ以
外の会議体で意思決定しているのはおかしいということ。上山特
別顧問も「確かにそうかな」と言われていた。
特別顧問との会議は意思決定をするものではなく、知事に足りな
いものを補うものであり、あくまでもアドバイスをいただく会議
である。また、アドバイスは多くの方からもいただき、メール等
でもやり取りをしているので、常にオープンにするものではない
のではとなった。
議会からは別の会議体で決まったことがオープンになってしまう
と、議会の存在意義はどうなるのかと指摘されていた。この点に
ついては、議会の意見に従った。
特別顧問のアドバイスは受けたいし、当然、議会の意見も尊重し
なければならない。併せて検討を重ねた結果、特別顧問会議を意
見交換会ということにした。
記者.非公開と言いながら、議事録が議会を通ったものを公表するのか。
知事.議会のチェックを受けるのではない。これまでも、議会に情報発
信するときは、特別秘書を通じてやっている。議員の先生方は、
支持者等に説明をしなければならない立場がある。そういう意味
で、話が出ますよと、事前に伝える。
記者.議会に伝えるのと同時に、我々府民にも公表してもらえないのか。
知事.申し訳ないが、意見は議会に聞いて頂きたい。まずいと思う意見
が狭くなるかもしれない。僕の表現がまずかったとしても、そう
いうことは今までになかった。それまでのプロセスで特別顧問の
意見をどうしても聞きたいが、議会の意見は無視できない。とい
うことで、このような仕組みにした。これが可笑しいと言うな
ら、皆さんとも議論を深めていかなければならない。
記者.究極の情報公開といっていたが、その原則はどうなるのか。
知事.全部をオープンすることは、いろんな意見があり、歯止めもかか
ってくる。フルオープンからは少し狭まった気もするが、議会と
の関係を崩壊させてまでオープンにしようとは思わなかった。
記者.議会と言うが、具体的には公明党の意見か。
知事.そうです。ただ、自民党幹事長からも二元代表性の観点から意見
があった。
記者.究極の情報公開から交代して今の心境は。
知事.僕の思いだけでは通らない、府議会があるのだから。ただ、特別
顧問等からアドバイスを受けること自体は、議会の先生方から大
いに賛成と励まされている。間をとった形。
橋下知事は、今日から30日まで中国(上海)へ、3府県(京都、兵庫)の知事さんとトップセールスに。アジア重視の自治体外交で観光などの環境づくりが目的。職員の皆さん、せめてこの期間だけでも、残業ゼロの府庁にされてはと思う。
2008年10月27日
2008年10月23日
橋下知事と副知事・特別顧問
≪昨日の続き≫
9月議会閉会日に申し入れた特別顧問会議等のあり方について、
@ 知事への個別アドバイスの約束、「特別顧問会議」は約束違反。
A 知事との議論公開は「第二議会」。プレスオープンはやめること。
B 知事と直接議論したい。
の3点を申し入れていた。 最終的に知事からは、申し入れを検討した結果次のようにすると。
◆ 「特別顧問会議」の名称、機能
→「知事と特別顧問との意見交換会」
◆ 議論オープン方針
→非公開で自由な意見交換、意見は概要を発表(議会にも提出)
◆ 事務局体制
→秘書室として対応
◆ 議会への報告システム
→事前連絡、事後の概要報告、顧問意見の実現検討時の報告
知事からの明確な回答を受け入れることに。これを受け、知事と副知事・特別顧問について、私なりに考えてみた。
10月17日の部長会議の議事録をみると、知事の発言として次のようなものがあった。「府庁職員に物足りなさを感じるところは問題提起能力。問題の解決能力や遂行能力はピカイチと思うが、問題提起は、他部局への遠慮があるからか物足りない」と。
そもそも、橋下知事の真骨頂は、府庁組織の常識や建前、慣例や慣習を揺さぶり続ける「外部の視点」だろう。財政再建を柱とする「改革第一ステージ」は、知事自らがこれに立脚した問題提起を行ない、府庁組織がそれを受け止め、問題を解決するという構図だった。まさに知事の原点ともいえる。ご本人が一番良くわかっておられるから、それを失わないよう、外部の特別顧問に頼りたいのだろう。しかし、ケジメはきちんとつけてもらわなければならない。
「改革第二ステージ」では、府庁組織に内在するエネルギーを引き出すこと。これがリーダーとしての知事の役割である。ご本人は、職員の問題提起能力に物足りなさを感じているとおっしゃっているが、リーダーが意思決定の根幹部分を外部の顧問に頼ってしまうと、誰も真剣に問題提起しなくなる。
すでに、知事はそのことに気付いておられるようだ。冒頭の発言の後、「副知事会議」の設置を指示された。部局間調整のためとおっしゃっているが、副知事こそ、庁内の政策提案、問題提起を吸い上げ、咀嚼し、知事にぶつける役割を担うはずだ。知事と同じ民間の視点で物事を見ることができる木村副知事。都市論の第一人者の小河副知事。そして、明晰さと決断力をあわせ持たれる三輪副知事。心強い限りではないか。
この3人が一丸となって、庁内に潜在する改革エネルギーを引き出し、どんどん知事に問題提起を行う。「副知事会議」がこうした機能を果たしてこそ、庁内一丸となって改革第二ステージを乗り切り、組織としての持続的な成長サイクルが定着するはずだ。大いに期待したい。そして、「外部の視点」と組織のリーダーとしての役割、知事自身がその複眼的な思考回路を保つため、「セカンドオピニオン」を外部の顧問に求める、そのこと自体は否定されるものではない。(以上)
9月議会閉会日に申し入れた特別顧問会議等のあり方について、
@ 知事への個別アドバイスの約束、「特別顧問会議」は約束違反。
A 知事との議論公開は「第二議会」。プレスオープンはやめること。
B 知事と直接議論したい。
の3点を申し入れていた。 最終的に知事からは、申し入れを検討した結果次のようにすると。
◆ 「特別顧問会議」の名称、機能
→「知事と特別顧問との意見交換会」
◆ 議論オープン方針
→非公開で自由な意見交換、意見は概要を発表(議会にも提出)
◆ 事務局体制
→秘書室として対応
◆ 議会への報告システム
→事前連絡、事後の概要報告、顧問意見の実現検討時の報告
知事からの明確な回答を受け入れることに。これを受け、知事と副知事・特別顧問について、私なりに考えてみた。
10月17日の部長会議の議事録をみると、知事の発言として次のようなものがあった。「府庁職員に物足りなさを感じるところは問題提起能力。問題の解決能力や遂行能力はピカイチと思うが、問題提起は、他部局への遠慮があるからか物足りない」と。
そもそも、橋下知事の真骨頂は、府庁組織の常識や建前、慣例や慣習を揺さぶり続ける「外部の視点」だろう。財政再建を柱とする「改革第一ステージ」は、知事自らがこれに立脚した問題提起を行ない、府庁組織がそれを受け止め、問題を解決するという構図だった。まさに知事の原点ともいえる。ご本人が一番良くわかっておられるから、それを失わないよう、外部の特別顧問に頼りたいのだろう。しかし、ケジメはきちんとつけてもらわなければならない。
「改革第二ステージ」では、府庁組織に内在するエネルギーを引き出すこと。これがリーダーとしての知事の役割である。ご本人は、職員の問題提起能力に物足りなさを感じているとおっしゃっているが、リーダーが意思決定の根幹部分を外部の顧問に頼ってしまうと、誰も真剣に問題提起しなくなる。
すでに、知事はそのことに気付いておられるようだ。冒頭の発言の後、「副知事会議」の設置を指示された。部局間調整のためとおっしゃっているが、副知事こそ、庁内の政策提案、問題提起を吸い上げ、咀嚼し、知事にぶつける役割を担うはずだ。知事と同じ民間の視点で物事を見ることができる木村副知事。都市論の第一人者の小河副知事。そして、明晰さと決断力をあわせ持たれる三輪副知事。心強い限りではないか。
この3人が一丸となって、庁内に潜在する改革エネルギーを引き出し、どんどん知事に問題提起を行う。「副知事会議」がこうした機能を果たしてこそ、庁内一丸となって改革第二ステージを乗り切り、組織としての持続的な成長サイクルが定着するはずだ。大いに期待したい。そして、「外部の視点」と組織のリーダーとしての役割、知事自身がその複眼的な思考回路を保つため、「セカンドオピニオン」を外部の顧問に求める、そのこと自体は否定されるものではない。(以上)
2008年10月22日
橋下知事と
今日の午後、久しぶりに知事室を訪ねた。いつもは知事さんが、わが会派の控室に来られるが、13時から関西独立リーグ大阪球団(※注-1)が、府営住之江公園野球場を本拠地として利用したいとの要請(表敬訪問)があり、マスコミの記者さんが張り付いていて動けないとのことで、時を見計らって私の方から出向いたという次第。
懇談の内容は、9月議会閉会日に突然知らされた、特別顧問と知事との会議体の位置づけや運営などについて。私たちは知事のアドバイザーとして特別顧問(アドバイザー)制度を導入し、幅広くアドバイスを受けるとの知事の弁を信じ異論を挟まなかった。むしろ、行政経験のない知事には必要不可欠とエールさえ送ったものである。
しかし今回は、特別顧問との会議を公開し、直接府民に発信し事務局まで設けたいというものであった。これでは、当初の説明と大きく逸脱し、到底受け入れることができないと会派としてクレームをつけた。
基本的には、二つ目の議会も、二つめの政策企画部も不要という考え方である。知事が個人的にアドバイスを受け、それを議会に、また府の会議(経営企画会議)に知事の口から発信すればよいことである。大阪市の市政改革本部の二の舞だけは避けなければと思っている。
過去の会議終了後に、特別顧問が記者の質問(立ちレク)に応じ、会議内容を説明している姿に私は、その会議の場ですべてを決していくような、特別顧問の驕りのようなものに不快感を憶えた。
これらの要素が深く絡み合い、他会派には迷惑をかけたが、本会議の開催を遅らせてまで抗議し、場合によっては本会議の討論の中で糺すと申し入れた。しかし結論が出ず、知事側から後日改めて返事をするということで本会議を再開。9月議会も閉幕し今日に至った。
今日は知事の方から、その結果が出たということで説明を受けに入った。詳細は後ほど、これから出かけますので。このことに関しては、ひょっとすると知事の説明が早くなるかも知れませんが。
(※注-1)は続きを読むへ
続きを読む
懇談の内容は、9月議会閉会日に突然知らされた、特別顧問と知事との会議体の位置づけや運営などについて。私たちは知事のアドバイザーとして特別顧問(アドバイザー)制度を導入し、幅広くアドバイスを受けるとの知事の弁を信じ異論を挟まなかった。むしろ、行政経験のない知事には必要不可欠とエールさえ送ったものである。
しかし今回は、特別顧問との会議を公開し、直接府民に発信し事務局まで設けたいというものであった。これでは、当初の説明と大きく逸脱し、到底受け入れることができないと会派としてクレームをつけた。
基本的には、二つ目の議会も、二つめの政策企画部も不要という考え方である。知事が個人的にアドバイスを受け、それを議会に、また府の会議(経営企画会議)に知事の口から発信すればよいことである。大阪市の市政改革本部の二の舞だけは避けなければと思っている。
過去の会議終了後に、特別顧問が記者の質問(立ちレク)に応じ、会議内容を説明している姿に私は、その会議の場ですべてを決していくような、特別顧問の驕りのようなものに不快感を憶えた。
これらの要素が深く絡み合い、他会派には迷惑をかけたが、本会議の開催を遅らせてまで抗議し、場合によっては本会議の討論の中で糺すと申し入れた。しかし結論が出ず、知事側から後日改めて返事をするということで本会議を再開。9月議会も閉幕し今日に至った。
今日は知事の方から、その結果が出たということで説明を受けに入った。詳細は後ほど、これから出かけますので。このことに関しては、ひょっとすると知事の説明が早くなるかも知れませんが。
(※注-1)は続きを読むへ
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2008年10月20日
橋下知事の発言
橋下徹知事が昨日、陸上自衛隊伊丹駐屯地で開かれた記念行事で、「口ばっかりで、人の悪口ばっかり言っているような朝日新聞のような大人が増えれば、日本はだめになる」と祝辞の中で述べたと報じられていた。
詳しく読むと、同紙が今月3日付の「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」と題して社説への批判のようだ。知事の言い分は「からかい半分や一線を越えた批判じゃないか。からかい半分の批判には徹底的に対抗する。怒りを感じる」というもの。
これに対して朝日側は、「タレント弁護士時代のテレビ発言について、橋下氏敗訴を言い渡した判決を論じた上で、橋下氏の責任を厳しく指摘したものです。今回の当社に関する発言については理解いたしかねます」とのこと。
私は正直なところ、なぜ今頃と勘繰った。それは、知事の性格から思うと、抗議をするのであれば、当日(3日)の内にするのではと。ひょっとすると、16日に公表した全国学力テストの市町村別データへの判断をめぐり同紙に対する抗議だろうかと。
知事の発言としては如何なものかと思っていたら、知事の方へは「よう言うた・・・」などの激励(?)等が結構あったとか。なにやら先日辞任した、某国交大臣の「日教組は・・・」発言のときも全国から励ましがあったとか。
知事の発言とは似て非なるものと信じたいが、心無い連中は、知事は次なる標的(話題性)を朝日新聞社にしたのではと。また、常に府民の視線、注目度に神経を使う知事の常套手段と言う人も。
いずれにせよ、知事として物議をかもす発言をするからには、それなりの確信をもってのことと理解するが、最近の言動(手法)には首を傾げたくなるものもある。という私自身も、「口は災いの元」にならないよう心がけなければと、自覚できた今日一日であった。
詳しく読むと、同紙が今月3日付の「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」と題して社説への批判のようだ。知事の言い分は「からかい半分や一線を越えた批判じゃないか。からかい半分の批判には徹底的に対抗する。怒りを感じる」というもの。
これに対して朝日側は、「タレント弁護士時代のテレビ発言について、橋下氏敗訴を言い渡した判決を論じた上で、橋下氏の責任を厳しく指摘したものです。今回の当社に関する発言については理解いたしかねます」とのこと。
私は正直なところ、なぜ今頃と勘繰った。それは、知事の性格から思うと、抗議をするのであれば、当日(3日)の内にするのではと。ひょっとすると、16日に公表した全国学力テストの市町村別データへの判断をめぐり同紙に対する抗議だろうかと。
知事の発言としては如何なものかと思っていたら、知事の方へは「よう言うた・・・」などの激励(?)等が結構あったとか。なにやら先日辞任した、某国交大臣の「日教組は・・・」発言のときも全国から励ましがあったとか。
知事の発言とは似て非なるものと信じたいが、心無い連中は、知事は次なる標的(話題性)を朝日新聞社にしたのではと。また、常に府民の視線、注目度に神経を使う知事の常套手段と言う人も。
いずれにせよ、知事として物議をかもす発言をするからには、それなりの確信をもってのことと理解するが、最近の言動(手法)には首を傾げたくなるものもある。という私自身も、「口は災いの元」にならないよう心がけなければと、自覚できた今日一日であった。
2008年10月16日
橋下知事の発言
新聞報道等の発言よりも、橋下知事の生の声(立ちレクなど)をお伝えします。今日もテレビで、第2京阪道路の建設用地として府が行政代執行(強制収用)に踏み切った映像が流され、「あと2週間、園児が芋ほりをするまで・・・」と。
コメンテーターや司会者も「何故、2週間が待てないのか」、「高裁で係争中なのに」とか、高裁決定を待たずに執行した府の姿勢に批判的な声が多かった。
そこで今朝、知事と記者のやり取りのメモがあるので紹介します。府庁正面玄関での囲み取材ですので、やや正確性(語句の)を欠くかも知れませんが。
Q(記者):第2京阪の代執行について、今朝の記事にもあったが、園児の芋ほ
りのため、もうちょっと待てなかったのか。
橋下知事:代執行については、芋ほりが2週間後ということで、なぜ2週間待て
ないのか、高裁の決定まで待てないのかということだが、今年の4
月10日ぐらいからずっと交渉をやっている。なぜこの2週間にこだ
わらなければいけないのかということだが、供用開始の時期を決定
しており、なぜその時期をずらせないのかというと、45年で償還す
る枠組みになっている。そうすると2週間待てば、6〜7億円の通行
料の損害が出てくる。
公の損害があることを園児の皆さん、園の方、所有者の方に是非
ご理解いただきたい。お金で解決できる問題じゃないが、芋ほりの
ために公の損害の部分がどうなるんだということを考えると、やっぱ
り4月10日からお話をさせてもらっていたということになれば、逆に
僕から言わせてもらうと、なぜ2週間早く芋ほりをしていただけなかっ
たのかと。
十分期間は設定していたし、芋ほりが2週間後にしかできないという
んだったら、別の形で園児の皆さんに、代執行の日の前に、芋ほり
じゃなくても、彩園を使ったイベントを2週間前にやっていただきたか
った。この時点になって2週間延ばしてくれ、なんで延びないんだと
いうのは、今までの交渉経緯からすると園の所有者の方には、それ
は十分お話をもらったんじゃないですかという気持ち。
Q(記者):子どもたちが畑ですごく泣いているが、それについてはどう思うか。
橋下知事:一時点で現象を捉えればそうかもしれないが、防ぐ手立てはいくら
でもあった。もっと早めに園児を喜ばせる方法が園の所有者には
あったのではと思う。
これはまさに権力の行使なので、こちらから一方的にするわけには
いかない。慎重な判断のもとに代執行するが、大阪府の対応につい
ては、慎重な対応、任意の交渉も誠実にさせてもらってきたので、大
変申し訳ないが、今回は共用開始にあわせて、公の利益ということ
で、所有者の方には申し訳ないが、代執行はこのままさせていただ
きたい。
これが今朝の橋下知事の話の全容(代執行に関して)である。報道と知事の発言を比べると、新しい発見ができるかも・・・と思い、メモを転記してみました。これからも機会があれば、このような形でご紹介したいと思います。マスコミ報道だけでは読み取れない、知事の生の声として。
コメンテーターや司会者も「何故、2週間が待てないのか」、「高裁で係争中なのに」とか、高裁決定を待たずに執行した府の姿勢に批判的な声が多かった。
そこで今朝、知事と記者のやり取りのメモがあるので紹介します。府庁正面玄関での囲み取材ですので、やや正確性(語句の)を欠くかも知れませんが。
Q(記者):第2京阪の代執行について、今朝の記事にもあったが、園児の芋ほ
りのため、もうちょっと待てなかったのか。
橋下知事:代執行については、芋ほりが2週間後ということで、なぜ2週間待て
ないのか、高裁の決定まで待てないのかということだが、今年の4
月10日ぐらいからずっと交渉をやっている。なぜこの2週間にこだ
わらなければいけないのかということだが、供用開始の時期を決定
しており、なぜその時期をずらせないのかというと、45年で償還す
る枠組みになっている。そうすると2週間待てば、6〜7億円の通行
料の損害が出てくる。
公の損害があることを園児の皆さん、園の方、所有者の方に是非
ご理解いただきたい。お金で解決できる問題じゃないが、芋ほりの
ために公の損害の部分がどうなるんだということを考えると、やっぱ
り4月10日からお話をさせてもらっていたということになれば、逆に
僕から言わせてもらうと、なぜ2週間早く芋ほりをしていただけなかっ
たのかと。
十分期間は設定していたし、芋ほりが2週間後にしかできないという
んだったら、別の形で園児の皆さんに、代執行の日の前に、芋ほり
じゃなくても、彩園を使ったイベントを2週間前にやっていただきたか
った。この時点になって2週間延ばしてくれ、なんで延びないんだと
いうのは、今までの交渉経緯からすると園の所有者の方には、それ
は十分お話をもらったんじゃないですかという気持ち。
Q(記者):子どもたちが畑ですごく泣いているが、それについてはどう思うか。
橋下知事:一時点で現象を捉えればそうかもしれないが、防ぐ手立てはいくら
でもあった。もっと早めに園児を喜ばせる方法が園の所有者には
あったのではと思う。
これはまさに権力の行使なので、こちらから一方的にするわけには
いかない。慎重な判断のもとに代執行するが、大阪府の対応につい
ては、慎重な対応、任意の交渉も誠実にさせてもらってきたので、大
変申し訳ないが、今回は共用開始にあわせて、公の利益ということ
で、所有者の方には申し訳ないが、代執行はこのままさせていただ
きたい。
これが今朝の橋下知事の話の全容(代執行に関して)である。報道と知事の発言を比べると、新しい発見ができるかも・・・と思い、メモを転記してみました。これからも機会があれば、このような形でご紹介したいと思います。マスコミ報道だけでは読み取れない、知事の生の声として。


